北海道苫小牧市で深夜に強盗事件があったようですね。
関西などでは結構こういう事件が報道されていますが、北海道では珍しい気がします。
この強盗事件の詳細を解説します。
事件の経緯
事件があったのは、2016年1月4日午前2時前だそうです。
詳細は次のように報じられています。
苫小牧市緑町2丁目のアパートの1室に男が訪れ、「警察です」などと言ってこの部屋に住む25歳の会社員の男性にドアを開けさせ、刃物をみせながら部屋の中に押し入りました。男は、男性に刃物を突きつけて「金を出せ」などと脅し、現金およそ5万円を奪って逃げました。
この男性は強盗と揉み合いになり、刃物で両手を切って怪我を負ったそうです。
疑問の余地なく強盗致傷罪が成立しますね。強盗致傷罪は「無期又は六年以上の懲役」ですから、執行猶予もつかず実刑になるのはほぼ間違いないと思います。
事件当時に部屋にはもう一人いたみたいですが、そちらは怪我がなかったとのことです。
ひょっとしたら部屋にいたもう一人というのは恋人かもしれませんね。だからその人を守るために強盗に抵抗したのかもしれません。
まあ、これはあくまでも私の想像の話なので、根拠はありませんけど
事件現場はどういう場所?
事件現場の苫小牧市緑町2丁目は、複数の大きな通りに囲まれた場所であり、アパートが多い地域ですね。
付近にはJR苫小牧駅もあり店舗も多い地域なので、立地条件は良さそうです。
これはかなり家賃相場が高そうだと思って調べてみたところ、坪単価が3621円、平均家賃は4万4742円であり、苫小牧市の平均よりも安くてびっくりしました。
やっぱり北海道では自動車での移動がメインなので、JRの駅近であることなんてあまり家賃と関係ないのでしょうか。
ちなみに、交通量が多く細い道でもスピードを出して走行する車もよくいるという住民の声もあります。
そういう場所なら逃走する犯人を目撃した人がいてもよさそうですが……。
犯人はどういう人物?
犯人の男性については、警察が次のように発表しています。
年齢が25歳から30歳ぐらい、身長が1メートル75センチぐらいで、つばが付いた黒い帽子と黒いネックウオーマーなどを身につけていた
被害者の男性は、黒っぽい服装だから警察だと勘違いしてドアを開けてしまったのでしょうか?
それはともかく、この格好はそれほど特徴的でもないですよね。
逃走中に帽子やネックウォーマーを脱いでしまえば、いくらでも誤魔化せそうな気がします。
もっと体格ががっしりしていたとか、顔に特徴があった等の情報があればいいのですけど、そういう身体的な特徴は報じられていません。
これでは目撃証言を集めるのは難しいかもしれませんね。
個人的に怖いと思ったのは、犯人の男性がこの年齢で強盗に手を染めていることですね。
まだ20代から30代なのに金銭目的で強盗を行うなんて、普通に働く意思がないってことではないでしょうか。
しかも警察官を騙ってドアを開けさせるなど、コンビニ強盗などと比較してもかなり悪質性が高いと思います。
逃げる場所が多いコンビニと違って至近距離で身動きの取りにくくなる室内に押し入ったわけですからね。
今回の事件だって、被害者が犯人と揉み合いになってうまく撃退できましたが、下手をすると殺されていたかもしれません。
それにコンビニ等の店舗を狙う犯行ではなく個人のアパートを狙ったわけですから、もしこの犯人が再びお金に困って犯行を行う場合には、市民の誰もが被害者になりえます。
犯人が逮捕されるまで、苫小牧市民は戸締まりを普段以上にきちんとするべきです。
そしてドアを開けるときもしっかり相手を確認してからにしなければなりません。
また、警察には一日も早く犯人を逮捕して欲しいところです。
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