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はこだてライナーの運賃は?料金をSuicaやKitacaで支払えないの?

北海道新幹線

北海道新幹線開業と同時に運行開始となる「はこだてライナー」。

本州の人に「汽車」と言うと笑われそうですが、北海道ではいまだに「電車」は全体の2割程度なんですよね。電化しても採算がとれないので、JR北海道全線の電化が進んでいないみたいです。

そんなわけで、このブログは貴重な北海道の「電車」であるはこだてライナーに注目しています。

さて、少し前の話ですが、「はこだてライナー」各駅間の運賃がJR北海道から発表されていました。

また、本州のJRではすっかりおなじみになっている「Suica」や札幌近郊で普通に使われている「Kitaca」といったIC乗車券の扱いについても公式な発表があったみたいです。

そこでこの記事では、はこだてライナーの運賃や料金支払いに関する情報をまとめてみました。

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運賃はいくら?

上にも書いたように電化されていることが話題になった「はこだてライナー」ですが、その運賃は現行の料金と変わらないそうです。

具体的には、次のような料金表が発表されています。

函館 五稜郭 桔梗 大中山 七飯 新函館北斗
函館 – 210 220 260 260 360
五稜郭 210 – 210 220 260 260
桔梗 220 210 – 170 210 220
大中山 260 220 170 – 210 220
七飯 260 260 210 210 – 210
新函館北斗 360 260 220 220 210 –

新函館北斗駅から函館駅まで行くと360円かかるんですね。

五稜郭駅で下りたほうが100円安いですが、五稜郭駅周辺って地元民以外が利用するにはやや不便な場所なので、観光客は素直に函館駅まで行ったほうがいいと思います。

まあ、料金が高過ぎるということもないので、無難な設定ではないでしょうか。

料金支払いにICカード乗車券が使えない?

問題は運賃そのものではなく、支払い方法が限定されていることです。

実は、はこだてライナーの料金支払いには、SuicaやKitacaに代表される交通系ICカード乗車券が使えません。

その理由は、JR北海道側が「導入コストが大きくなりすぎる」と専用改札口設置に消極的だからです。

私はこれを聞いたとき非常に驚きました。

今どきJRに乗る人のほとんどは、交通系ICカード乗車券を利用していますよね。

スマホが普及してモバイルSuicaなんてアプリも出ていますから、持ち運びの手間もかかりませんし、いちいち切符を購入したり小銭を引っ張りだす必要がないので、利用者側としては非常に便利です。

駅の余計な混雑を回避することにも繋がりますし、乗り換えをスムーズにするのにこれほど有効な手段はないと思います。

そもそも北海道新幹線から函館駅まで移動するために整備されたのが「はこだてライナー」なのですから、函館に観光客を呼びこむためにぜひとも設置の必要があると函館の経済界は考えていることでしょう。

これだけメリットが有るにもかかわらず、導入しないという判断は奇妙という他ありません。

しかも国土交通省はICカード乗車券の普及を推進しているので、今後も規模が拡大こそすれ早々廃れることはないと思われます。

函館市や函館バスなどは市電や路線バスでSuica等のICカード乗車券の導入を決めました。これは利用者の利便性向上がもたらすメリットが、導入コストよりも大きいと判断したからでしょう。

実際にこのブログでも、「Suicaは北海道で使えるのか?チャージできるコンビニや利用上の注意も解説」という記事にアクセスがあり、本州在住者の交通系電子マネーへの関心の高さが伺えます。ニーズがあるのです。

にもかかわらず、JR北海道は導入に消極的なのです。

私はこの判断が極めて問題だと思っています。

おそらく早晩方針を変更するか、利用者の不満がネット上に溢れるかのいずれかになるだろうと私は予想しています。

モバイルSuica特急券用のICレシーバーは存在

一応、新函館北斗駅にもモバイルSuica特急券用のICレシーバーは存在しています。モバイルSuicaを使用して新幹線代を支払うことはできるわけですね。

ただし、それはあくまでも新幹線用の特急券としての話。在来線へと乗り換えるためには、必ず紙の切符を別途購入する必要があるのです。Suicaだけではこだてライナーへの乗り換えができないのですね。

具体的にはこういう手順です。

新幹線を下車して新函館北斗駅からはこだてライナーに乗り換える際、自動改札口で

  1. 在来線用の紙の切符を先に投入する。
  2. その後で新幹線代をSuicaでピッと精算。
  3. 改札の後ろから出てきた紙の切符を受け取る。

という一連の手順を踏まえなければなりません。非常に不便で不合理だと思うのですが、これがJR北海道の選択です。

JR北海道は利用者の満足度を軽視?

ここからは私の感想となりますが……。

どうもJR北海道は、北海道新幹線からの乗り換えの利便性を追求することに消極的な気がしますね。

当初は「北海道新幹線の発着ホームを在来線や特急と同じ階にして、乗り換えをスムーズにする」という方針が盛んに喧伝されていました。

ところが現実には、新幹線の発着ホームから乗り換えのために一旦2階に上がり、それから再び1階ホームに降りるという謎の手間を掛けることが必要だそうです。

※一部訂正
(はこだてライナーに関しては平面乗継が可能であり、札幌方面への特急に乗り換えるのが2階へ移動する必要があるとのことです。)

これでは、ホームを同じ階にした意味が消滅していますよね。

これは今回のICカード乗車券の件と同様で、JR北海道が利用者の満足度や利便性を軽視しているとしか思えません。

そもそも「導入コストが大きくなる」という説明も視野が狭い気がします。

電車すらろくに整備されていない北海道ではICカード乗車券が普及していないかもしれませんが、北海道新幹線が主な客層として想定しているのは電車網が整備されている本州の客のはずです。

本州でのSuicaなどICカード乗車券の普及率からして、導入しないことのデメリットのほうがよほど大きいと思いますね。

時代に逆行するような利用者の利便性を考慮しない態度を見ていると、JR北海道が不祥事続きであることと関係があるような気がしてなりません。

関連記事:はこだてライナーの所要時間や停車駅についてはこちら

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