北海道新幹線が開業を目前に控えて、一般向けの試乗会を開催するというニュースを以前このブログでも紹介しました。
年末の忙しい時期にわずか1週間程度の募集期間だったので、私は通常よりも応募者数が少ないものだと予想していたのですが……。
今朝報道されたニュースによれば、試乗会への応募者が殺到しているとのこと。
私の推測は全くの的外れだったようです……。
それでは、この試乗会の倍率はどれくらいだったのでしょうか?
試乗会の抽選倍率は?
この試乗会は2月13日土曜日と14日日曜日の二日間にわたって、合計5回開催されます。
各回の定員は600人で、合計3000人が募集されました。
詳細については、こちらの記事に詳しく書いています。
⇒ 北海道新幹線試乗会の実施日時や応募方法は?抽選結果はいつ発表?
以上を踏まえて、定員3000人に対する応募者数は、なんと2万8302人だそうです。
ということは、倍率9倍以上(約9.4倍)ということになりますね!
これだけの倍率になるとは、さすがに私も想像していませんでした。
おそらくJR北海道側も想定外だったかもしれません。
わざわざ応募者数を発表したのも、これだけ北海道新幹線への注目度が高いことをアピールするとともに、落選者の不満を緩和するためという側面もありそうですね。
ちなみに、応募者の内訳は北海道内が2万3000人、本州から5000人だそうです。
数字だけ見ると北海道新幹線への注目度は北海道内のほうが高いように思われます。
しかし、この試乗会は現地集合なんですよね。
出発地である新函館北斗駅までの交通費が自腹であることを考えたら、よくぞ本州から5000人も応募してきたなという感想の方が正解かもしれません。
本州でも想像以上に注目されているのかもしれませんね。
まあ、北海道在住者についても、函館市や北斗市在住者以外は、どの都市も移動に4時間以上かかりますからね。、
たとえば札幌から函館までは自動車で4~5時間ほどかかりますし、北海道民の感覚からすれば函館なんて辺境もいいところです。
その意味では、道内の盛り上がりも本州に負けていないのかもしれません。
抽選結果の発表はいつ?
前回の記事でも書きましたが、抽選結果の発表は1月下旬頃だそうです。
あくまでも当選者に招待状を送るだけであり、サイト上で発表する形式ではないみたいですね。
この方法だと招待状の発送日がはっきりしないので、落選したかどうかの判断が難しい気がします。
「落選したと思ったら遅れて招待状が届いて、交通手段や宿泊施設が取れない!」なんて事態が起こらなければいいのですが。
JR北海道はもう少し応募者の利便性を考えた発表方法を選ぶべきだったんじゃないかなと思いました。
もう少し試乗会の本数を増やせないのか?
個人的には、もう少し試乗会の本数を増やせないのかなと思います。
まあ、開業まで1ヶ月少々の時点での試乗会ですから、JR北海道的には本数を増やすつもりはないのかもしれませんが……。
試乗会の模様なんてPRに最適ですし、想定外の応募者だったとすればもう少し融通を利かせても良かったのではないかなと。
今のままでは、ツイッター上で落選者の怨念が渦巻きそうで怖いですw
おわりに
私も一応応募していますが、この人数だと当選の見込みはほぼないですね。
まあ、試乗会は諦めて開業してからゆっくり乗ってみることにします。
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