「え、本当!?」と思わず声が出たファンも多いのではないでしょうか。
人気グループTOKIOのメンバーであり、俳優としても活躍中の松岡昌宏さんが、なんと北海道・函館に家を購入したというニュースが、大きな注目を集めています!
かねてから食通として知られ、全国各地の美味しいものを知り尽くしているイメージのある松岡さん。なぜ数ある魅力的な街の中から、函館を選んだのでしょうか?
この記事では、今回のニュースをきっかけに、改めて函館という街の魅力について考えてみます。
TOKIO松岡昌宏が二拠点生活スタート!なぜ?いつ、どこで明らかに?
このサプライズなニュースは、4月5日放送の『二軒目どうする?〜ツマミのハナシ〜』(テレビ東京系)で御本人が明らかにしたものです。
芸能情報に疎い現地住民の私は、突然函館の名前が出てきてびっくりしました。
二拠点生活を始めた意図として、番組の中で松岡昌宏さんは次のように述べています。
老後があるかどうかわからないので、将来のためにって言うんだったら、もう明日も将来だから、今すぐできることやろうっていうんで、北海道に住みたくなっちゃったんです。地元、北海道なんですけど、それで
(引用元:SmartFLASH)
つまり、将来のことを考えた結果、自身の地元である北海道にも拠点を持ち、東京との二拠点生活をスタートさせたのですね。そしてそのために函館に家を買ったということのようです。
もう実際に住み始めているということで、目撃情報がないかを調べてみると、最近函館での目撃情報がSNSに挙がっていたようですから、案外熱心なファンは気づいていたかもしれませんね。
なぜ二拠点生活に函館を選んだのか?
それにしても、松岡さんが函館を選んだ理由は何なのでしょうか?
元々は札幌市出身だそうですから、二拠点生活を送るにしても、特に函館を選ぶ理由はなさそうにも思えます。
いくつか理由を考えてみました(あくまでも想像です)。
函館の食が魅力的だから?
まず考えられるのは、函館の食が魅力的だったからというもの。
松岡さんといえば、芸能界屈指の食通であり、料理上手としても有名です。 函館といえば、言わずと知れた海の幸の宝庫。函館朝市に代表される新鮮なイカ、ウニ、カニ、ホタテなどは、観光客にも好評です。この点が魅力的だった可能性はありそうですね。
札幌は都会すぎる?
芸能人が地方移住への憧れを口にする場合、「都会から離れてワークライフバランスを向上させる」という趣旨で言われることが多い気がします。
札幌は190万人以上の人口を誇る都市ですから、東京ほどではないにせよ人が多いです。「都会を離れてリフレッシュ」みたいな目的には向かないでしょう。
もし仮に二拠点生活にこうした意図があるのであれば、札幌を選ばず適度に田舎な函館を選ぶのもわかります。
函館の気候が札幌より住みやすいから?
本州の人には意外と知られていませんが、函館は札幌よりも住みやすい気候です。
夏は、札幌は内陸のため暑くなります。一方、函館は海風で涼しく穏やかだとされています。実際、函館が夏に30度を超えることは多くありません。
冬の札幌は、内陸の盆地なので寒さが厳しく、雪が多くなります。他方、函館は津軽海峡の影響で、北海道内では温暖な部類です。降雪量も札幌より少なかったりします。
こうした気候を考えると、函館を選ぶのはありだと思います(特に夏の避暑地として)。
「函館」の魅力を改めて考える
今回のニュースをきっかけに、函館の魅力に注目が集まっている気がします(願望)。せっかくなので、もう少し詳しく函館の魅力をご紹介します。
函館山からの「100万ドルの夜景」
函館山からの夜景は、ナポリ、香港と並び「世界三大夜景」と称されるほどの絶景です。ロープウェイで山頂へ登ると、まるで宝石箱をひっくり返したような光景が広がります。
市街地が海に挟まれた独特の地形(扇状のくびれ)が生み出す光の曲線美は、一度見たら忘れられない感動を与えてくれます。特に空気が澄んだ季節の輝きは格別で、ロマンチックな雰囲気に包まれます。
鮮度抜群!活気あふれる「海の幸」とグルメ
函館の代名詞ともいえるのが、新鮮な海の幸。特に有名なのが函館朝市で、早朝から活気に満ち溢れています。
水揚げされたばかりのピチピチのイカ(名物の活イカ釣りも体験可能!)、濃厚なウニ、身がぎっしり詰まったカニ、甘みたっぷりのホタテなど、旬の味覚が目白押し。その場で味わえる海鮮丼は、まさに至福の一杯です。
また、透き通ったスープが特徴の函館塩ラーメンも、観光客に大人気ですね。
歴史を感じる「異国情緒あふれる街並み」
幕末の開港以来、外国文化の影響を受けてきた函館。日本史でも必ず出てきますよね。
特に元町エリアには、石畳の坂道に沿って、旧函館区公会堂、ハリストス正教会、カトリック元町教会など、美しい洋風建築や和洋折衷の建物が点在しています。まるで映画のセットのようなレトロで美しい街並みは、散策するだけでも心が躍ります。
港を見下ろす坂からの眺めも素晴らしく、歴史散歩を楽しむには最適の場所です。映画のロケ地としてもよく見ますよね。
心癒される「豊かな自然」
函館市内から少し足を延ばせば、雄大な自然にも気軽に触れることができます。
代表的なのが大沼国定公園。活火山である駒ヶ岳を背景に、大小さまざまな湖沼と緑豊かな島々が織りなす景色は、四季折々の美しさを見せてくれます。
春の新緑、夏のボート遊び、秋の紅葉、冬のワカサギ釣りや氷上スノーモービルなど、年間を通じて自然を満喫できるアクティビティが豊富です。ドライブやサイクリングにも最適な、リフレッシュできるスポットです。
まとめ
TOKIOの松岡昌宏さんが函館に家を購入したというニュースをきっかけに、函館の持つ「食」「街並み」「自然」といった多様な魅力について語ってみました。
函館は市街地からそれほど離れていない距離に空港があり、東京との往復便も割とあります。そういう面でも二拠点生活には便利な土地かもしれませんね。なにげに新幹線も(北斗市まで)通ってるので、陸路でも東京まで行けますし。
最近は観光客の多さもあってか、函館に注目が集まっている気がします。
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こういうニュースをきっかけに、函館の魅力を知ってくれる人が増えればいいなと思いますね。