北海道新幹線が開通して以前より本州と心理的距離が近づいたらしい函館ですが、このところの陽気で桜の開花時期が平年よりも早くなりました。
函館で有名な花見スポットといえば五稜郭公園ですね。
毎年、地元民だけじゃなく観光客も桜を楽しんでいる姿が見られます。
堀の周りに植えられた桜は本当に綺麗なんですよね。
そこでこの記事では、函館の桜開花予想や、五稜郭公園で桜が満開となる時期、さらに連休中の天気などについて簡単に解説していきます。
五稜郭公園の桜の開花時期と見頃は?
函館の桜の開花時期は、例年ゴールデンウィーク直前の4月下旬になります。最近は温暖化の影響もあるのか昔よりも早まっている印象も受けますね。
見頃になる時期も少し幅があります。平均すると、桜の見頃は4月下旬から5月上旬です。
概ねGW連休中に見頃を迎えることになりますね。そのため連休中の五稜郭公園は、堀の周りなどの桜の下で宴会を楽しむ花見客が大勢集まります。
さすがに首都圏ほど花見の場所取りに苦労することはありません。しかし、それでも早朝から場所取りに勤しんでいる人たちがたくさんいるので、五稜郭公園で花見をしたい人は早めに移動する必要があります。
【参考事例】2016年の桜の開花時期は?
参考までに2016年における函館の桜開花時期を紹介しておきます。
この年は4月24日午前中に標本木の開花が確認されました。つまり、2016年の開花日は4月24日です。
これは平年よりも6日早いということですから、2016年の冬が暖冬だったことと関係があるのかもしれません。
まあ、去年はさらに早くて4月21日頃に開花したんですけどね。
肝心のGW後半には散ってしまっていた記憶があるので、今年はそこまで早くなくてちょっと安心しましたw
観光客の方も安心してGW中の桜を見ることができそうです。
ちなみに、函館の標本木は五稜郭公園内にあるソメイヨシノなので、すでに五稜郭公園の桜も咲きはじめたことになります(写真は今年ではなく以前撮影したものです)。
【参考事例】2016年の桜の見頃はいつ?
では2016年の桜の見頃はいつになるのでしょうか。
これは函館地方気象台の発表によれば、「大型連休前半」とのことです。
「大型連休」の定義が曖昧なのでちょっと混乱しますね。
まあ、普通に考えて4月29日の「昭和の日」から5月1日あたりを「大型連休前半」と言っているのだと思いますが。
つまり、五稜郭公園の桜の見頃はGW前半、4月29日~5月1日頃だということですね。
連休を利用した観光客にとっては素晴らしいタイミングですね。
北海道新幹線で函館まで足を伸ばせば、満開の桜が見られるわけですから。
関東地方ではとっくに桜が散っているでしょうし、この時期に桜が見る体験は北海道ならではだと思います。
連休中の天気は?
ただし、桜が見頃を迎えるGW連休中の天気について少し懸念があります。
実は4月24日時点の週間予報では、4月29日の函館の天気が「曇り時々雨」なんですよね。
せっかく桜が満開になっても雨が降ってしまうと、多くの花が散ってしまう可能性もあります。
4月30日以降は晴れという予報なので、29日だけが問題なんです。
天気予報が外れるか、花見に影響が出ない小雨程度の弱い雨であることを期待するしかありませんね。
「曇り時々雨」という予報ですから、そこまで酷い風雨にさらされることはないと思いますし、おそらく大丈夫だとは思いますけど……。
もし地元民で、五稜郭公園で花見をしようと考えている人がいたら、29日は避けて前日の4月28日にやるのがいいかもしれません。
連休直前でまだ観光客も少ないでしょうし、雨で桜が散る可能性も回避できますからね。
それにしても、北海道新幹線を利用して北海道旅行を計画している人たちにとっては、連休初日が雨=函館観光が雨ということですから、かなり気の毒ですね。
まとめ
- 函館五稜郭公園の桜の見頃は、例年4月下旬から5月上旬
- 2016年の函館における桜の開花時期は、4月24日
- 五稜郭公園での桜の見頃は、4月29日~5月1日頃
- 4月29日の天気予報は「曇り時々雨」なので注意
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