元官房長官である自民党の町村信孝前衆議院議長の後継者として、補欠選挙に自民党から立候補すると見られているのが、和田義明氏です。
自民党だけじゃなく、新党大地の鈴木宗男代表も支援すると見られており、衆議院北海道5区の最有力候補と言っても過言ではありません。
そんな和田義明氏の経歴や学歴について、wikipediaの個別ページがまだなかったので、代わりにまとめてみました。
出身大学はどこ?
和田義明氏は、1961年生まれの現在44歳です。54歳ですね、失礼しました(汗)
産経新聞をはじめ複数のメディアで、出身大学は早稲田大学だと報じられています。
ただし、どこの学部なのかについてははっきり書いていません。
普通に考えれば、早稲田大学で政治家になるなら政治経済学部が最有力でしょう。
それで雄弁会出身なら竹下登や小渕恵三、森喜朗といった内閣総理大臣経験者が名前を連ねていますし、学歴としては見劣りしませんし。
しかし、あくまでも和田氏は町村元議員の娘婿の立場なのですから、大学入学当初から政治家を志していたとは限りません。
法学部の可能性もありますし、後に三菱商事に入社しているのですから商学部かもしれません。
この点については断定するだけの根拠が無いので、後日情報が出てきたら追記します。
いずれにせよ早稲田大学卒ですから、一般社会から見ればかなり高学歴ですよね。
ただし、義父である町村信孝元議員は日比谷高校から東大経済学部卒という典型的エリート路線なので、その地盤を引き継ぐつもりであれば、ちょっと見劣りする感じはします。
まあ、これは一般人の僻みが入った意見かもしれませんがw
主な経歴は?
早稲田大学を卒業した後に、和田義明氏は三菱商事に入社しています。
大学入試で浪人や留年をしていないのであれば、1984年の入社ですね。
その後、2014年12月になってから義父である町村氏の秘書となり議員会館で働きはじめます。
この時期は町村氏が衆議院議長に就任した頃ですね。
その2年前の2012年11月には脳梗塞で入院していますし、町村氏も後継者を育て始めるいいタイミングだと思ったのかもしれません。
想像ですが、この時期から後継者としての教育を受けていたのでしょうね。
そして2015年5月からは町村氏の札幌事務所の副所長に就任します。
その前月の2015年4月には町村氏が脳梗塞で退任していますし、慌てて娘婿に後継者としての立場を与えた感じがしますね。
こうして経歴をざっと見てみると、大学卒業後はほとんどの期間を三菱商事の社員として過ごしていることがわかります。
政治家としての修行期間はとても短く、実力は未知数と言った印象です。
政治的な立場は?
和田義明氏の政治的な立場についてですが、基本的に町村氏の政治的な意思を継ぐ旨の発言をしています。
そもそも娘婿として後継者に選ばれたわけですから、現段階で町村氏と極端に立場を違えるとは思えません。
町村氏といえば『保守の論理 「凜として美しい日本」をつくる』という著書もある保守系の政治家ですし、和田氏も基本的にこの路線を踏襲すると思います。
おわりに
ところで、町村氏はかつて国会議員の世襲について、娘に継がせるつもりはないと発言していました。
しかし結局は娘婿に継がせようと画策したわけですから、やっぱり人は晩年に弱ると本音が見えるんだなと思いますね。