
北海道帯広市内にある大型ディスカウントストアにて、約5日間にわたって209台ものミニカーを盗んだ男が逮捕されるという事件が起こったみたいです。
このニュースを聞いて私が最初に思ったのは、「なぜミニカー?」ということでした。
また、こういうちょっと変わった事件を起こす容疑者の動機なども気になったので、少し調べてみました。
容疑者はなぜミニカーを狙った?
この事件で逮捕されたのは、帯広市内に住む竹田光宏容疑者です。
1月11日から15日にかけて、209台ものミニカー約10万円相当を同一店舗から盗んだとされています。
いったいなぜ容疑者はこれほどの数のミニカーを狙ったのでしょうか?
何かしらミニカーに思い入れでもあるのでしょうか?
そう思って調べてみたところ、単純に売り場が人目につきにくい場所だったからのようです。
身も蓋もないですねw
それにしても、大量のミニカーを連日盗まれても対策しないなんて変な店舗ですよね。
普通に考えたら、防犯のために店員に見晴らせるくらいはしそうなものですが。
不思議に思って調べてみたところ、被害にあったディスカウントストアは、「MEGAドンキホーテ西帯広店」とのこと。
メガドンキは商品を積みっぱなしで展示するなどしてコストカットを行い、欠品をあまり気にしない店舗なんですよね。
想像ですが、毎日の在庫確認とかもしないシステムなんでしょうね。
普通のお店ならこれほどの数のミニカーを盗むのは難しい気がしますけど、メガドンキならば納得できます。
犯行が発覚した理由は?
犯行が発覚したのは、容疑者が盗品を売却したリサイクルショップに警察官が訪問し、大量のミニカーが並んでいるのを見て不審に思って捜査したからだそうです。
リサイクルショップに未開封のおもちゃが大量にあったら、盗品だと疑うのも当然ですね。
容疑者も少しは売却先を分散するなり工夫しておけよと思います。
まあ、そういう隠蔽工作をしなかったからこそ速やかに逮捕できたわけですから、容疑者の杜撰な行動に感謝ですね。
動機は生活費を得るため?
竹田光宏容疑者の年齢は30歳だそうですが、報道によれば無職だということです。
そして容疑者は犯行動機について次のように供述しています。
「生活費の足しにするために盗んだ」
さらに、警察に対して、これまでもミニカーを中心におもちゃ1000点以上を盗んできたと供述しているそうです。
非常に迷惑な話ですよね。
生活費がほしいなら働けば済む話ですし、アルバイトでもしておけば窃盗をしなくても生活できるでしょう。
それをしないで他人の物を盗んで済まそうという態度に腹が立ちます。
そもそもミニカーにプレミアが付いているわけでもないですし、1000点程度売ったところで得られる金額はたかが知れていますから、盗みだけで生活していたわけではなさそうです。
となると、帯広市内で親と同居している可能性が高そうですね。
もしこの推測が正しければ、本当に生活費のために盗んだのか疑わしいと思います。
バイトもせずに盗みでお金を得ようという発想をする人が、殊勝にも生活費を入れるなんて考えにくいですからね。
自分の趣味や娯楽に使ったと考えたほうが自然ではないでしょうか。
まあ、あくまでも親と同居している頭位私の推測が正しければの話ですが。
おわりに
それにしても、盗品を買い取ったリサイクルショップは未開封のおもちゃに不信感を抱かなかったのでしょうか?
まさか200点以上がすべて別の種類だったとは思えませんから、同じものがいくつか含まれていたはずです。
未開封の同じおもちゃなんて持ち込まれたら、まず盗品だと疑うべきだと思うんですけどね。
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